2025年9月15日
吾妻山縦走路の整備を行いました
福島・山形の県境を東西に連なる吾妻連峰縦走コースは、利用する登山者は多くないものの、深く広大な吾妻山を体験できる野生味あふれる登山コースです。
ですが、いくつかある登山口のどこから入山してもアクセスに時間がかかることなどから草刈り等の整備が行き届かず、SNS等でも「藪漕ぎがひどい!」とか 悪路、難路と紹介されたりして、行くことをためらう方も多かったと思います。
このたび、自然公園財団 浄土平支部では福島市から整備業務を受託し、地元山岳会所属の有志の方々などのご協力をいただいて、家形山〜東大巓の区間について 笹等の草刈りと倒木処理を実施したのでお知らせします。
9月上旬に実施した草刈りと倒木処理に延べ5日間かかりました。
浄土平から出発して 連峰最高峰の西吾妻山(標高2035m)まで縦走するとなると1泊2日かかるコースです。
毎年、点検整備できればよいのですが、人材不足などの実情から、次回いつこういった作業が実施できるかは分かりません(なお、山形県側の登山道整備は別途実施されていますのでこの限りではありません)。
当面、今回の作業実施で吾妻山縦走路は以前より格段に歩きやすい状況になっておりますので、健脚な登山者の方はぜひ、いかがでしょう。
また、大倉新道(谷地平〜東大巓分岐)の刈り払いも近日実施予定です。