浄土平ビジターセンターの活動

2026年4月29日

吾妻小富士・火口底清掃

大人気観光スポットとなっている吾妻小富士ですが、先日、浄土平ビジターセンター窓口に「火口底に降りて 石を並べて落書きしている人がいる。すぐに止めさせてください。今すぐ行けば間に合います!」と通報がありました。

スタッフが急いで火口壁まで登ったものの、すでに並べ終えていて、火口底から上ってくるところでした。

火口底は立入禁止です。危険ですし、石を並べるなど自然の状態を改変することも禁止されていることをお伝えしましたが、「昔は下りられたし、やっていた」などとおっしゃって残念ながらご理解は得られませんでした。

周辺で様子を見ていた観光客の方々は「ああいうことをしたらダメですよねぇ」とおっしゃっていましたので、一般的には禁止事項として認識されていることだろうと思います。

石を並べた落書きをそのままにはできないので、自然公園財団 浄土平支部スタッフが撤去作業とゴミ拾いを行いました。

火口の中には強風時に飛ばされた帽子、マスク等がたくさん落ちていて、シーズン中に数回程度、清掃作業を行います。

ゴミというより落し物かもしれませんが、メガネ、イヤリング等、大事なものを風で飛ばれされ失くしてしまう方もいます。転倒のおそれもありますので、強風時の吾妻小富士登山は慎重に判断してください。

また、登った記念にとケルンを積み上げていく行為、石を持ち帰るなどの行為も禁止です。

石一つくらい何でもないだろうと軽い気持ちで行なったとしても、毎年、登山・観光客の方が何千人、何万人と訪れる場所ですから、本来の自然景観が損なわれ、やがてとんでもない大きな影響に拡大することにつながります。

自然発生的に積み上がっていく無数のケルンを撤去する作業も、自然公園財団 浄土平支部スタッフが随時行なっています。

 

火口底までは約70mの標高差があります

石の落書きを崩す作業

火口壁のケルン

秀麗な吾妻小富士。火口壁を時計回りに一周できます

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